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代表理事 鳥屋利治

​とやとしはる

理事長あいさつ

 私たちが都島区で自立生活センター・あるるとして、自立生活運動の取り組みを始めたのが2001年。以来、一年一年着実な活動を進めながら、また多くの方々のサポートを得ながら、介助を使うことで地域で自立生活を始めた障害のある仲間が一人また一人と増えていきました。自立した障害者が地域のなかで自分らしい生き方を選び、地域のなかであたりまえに暮らし、地域社会の一人としていきいきと生活しています。

 世界では障害者の権利条約が2006年に国連で採択され、日本も国内の関連法を整え2014年に条約に批准しました。2022年には国連による初回の対日審査が行われ、日本の障害者施策の改善が求められました。これまで永い歴史のなかで障害者は、教育や就労、公共交通や暮らしの場、情報保障など、あらゆる場面で障害を理由に平等に扱われず、社会参加を拒まれてきました。私たちの考える障害とは、その人自身にあるものではなく、社会の側にある社会参加を拒むさまざまな障壁だと考えています。この障壁が一つ一つ取り払われ、障害者が完全に社会参加できる社会は、障害の有無に関係なく誰にとっても暮らしやすい社会になることでしょう。日本における障害者差別解消法が、本当の意味で良いものに育ち、社会のなかで障害を理由とする差別がなくなり、完全な社会参加ができるまで、今後も私たちのねばり強い運動と、社会そして地域の方々の理解と協力が必要でしょう。​そのためにも、私たち特定非営利活動法人あるるは、自立する障害者の拠り所になるセンターであり続けるとともに、さまざまな活動を通して誰もがかけがえのない存在として大切にされる社会にしていくことをめざして、地域のなかで地域の方々と共に一歩ずつ歩みを進めていきたいと考えています。

​  沿革

   ◆2001年7月 自立生活センター・あるる設立

 ◆2002年4月 市町村障害者生活支援事業(相談支援)受託

 ◆2003年3月 NPO法人格取得、ヘルプセンターあるる事業化

 ◆2004年7月 「生きる場プロジェクト」(作業所準備会)発足

 ◆2005年4月 施設からの地域移行による、あるる初の自立生活者誕生

 ◆2007年3月 作業所「あるくる」大阪市小規模作業所制度で開設

 ◆2010年3月 作業所「あるくる」生活介護へ移行

​ ◆2012年4月 都島区障害者相談支援センター受託

 

 

2020年7月1日

自立生活センター・あるる

​が20周年を迎えました!

​20周年を記念してキャラクター、

「あるるちゃん」が誕生!

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